ドーム型グランピングテント「ドーマー」室内環境実験レポート

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エアコンと内幕の断熱素材で「ドーマー」を快適空間に!

真夏のグランピングテント「ドーマー」室内の温度変化を調査

ドーム型テント「ドーマー」の真夏の室内環境はどのようになるのか?エアコンを設置すれば快適に過ごせるのか?内幕(インサレーション)に使用している断熱素材の性能は?グランピングスガモトの常設展示場に設置した建築確認タイプの「6Mドーマー」にて実験を行いました!

実験概要

期間:2023年7月18日(火)~2023年8月4日(金) 弊社の稼働日(計16日間)
場所:グランピングスガモト常設展示場 (株式会社スガモトテント隣地:石川県加賀市加茂町)
観測条件:室内の高さ40cmのテーブルの上に市販の温度計機能付き時計を設置
観測項目:
・天気
・計測時間 7時~19時の間に1日5回程度 (主に7時・10時・13時・15時・18時頃)
・外気温と室内温度の観測
・快適度を5段階(1.非常に暑い 2.暑い 3.普通 4.快適(涼しい) 5.寒い)のいずれかで記録
・エアコン稼働の有無、設定温度の記録
・カーテンの開閉の有無の記録

エアコン機種:三菱ハウジングエアコン(家庭用)霧ヶ峰 形名:MFZ-K5622AS (18畳用)

エアコンを稼動していない室内の温度状況は?

朝7時台の室内温度は、外気温(平均約28℃)プラス2~5℃程度の平均約31℃と既に非常に暑く、エアコンを稼働せず10時台に観測へ行くと40℃は必ず超えて、実験期間中には最高47.5℃を観測しました。非常に暑いを通り越して、湿度の低い天然サウナ状態の室内環境になってしまいます。時々エアコンを稼動していない9時台に観測へ行きましたが、その際もすでに40℃は超えていました。この結果は、カーテンを閉めた状態での室内温度だったので、朝からカーテンを開けたままにしておくともっと室温は上昇すると思われます。

エアコンと断熱素材の効果はいかに?!

肝心のエアコンの効き目は、10時台の観測時にエアコンを設定温度21~22℃で稼動して、13時台に確認してみると、外気温平均33℃で室内のカーテンを閉め切った状態は平均25℃という結果が得られました。そのままエアコンを稼動しておいて、15時台に確認してみると、平均24℃とエアコンを稼動しておけば快適(涼しい)環境が保てていました。涼しい環境が保てるのは、スタンダードタイプの「ドーマー」に付属している内幕(インサレーション)に使用する断熱素材の性能がきちんと発揮できている証拠であると思います。

※7/26と7/29は、7時台の観測時にエアコンの稼働を開始しています。エアコンの設定温度は22℃、カーテンは閉めた状態です。

カーテンの開閉状態で比較

カーテンを開けた状態でエアコンを稼動した場合はどうなるのか実験してみましたが、エアコンが稼動しているので、室内に入った瞬間は少し涼しく感じますが、数分経つと暑いと感じました。室内温度を見てみると、10時台の外気温32℃に対して、室温33.5℃、13時台の外気温35℃に対して、室温34.5℃と外気温とあまり変わらない温度でした。カーテンは閉めておくことをお勧めします!

2023/8/3の記録です。この日は、石川県小松市で最高気温39.0℃を観測しました。

2023/8/2の記録です。13時の観測後にカーテンは閉めました。

グランピングスガモトの「ドーマー」は自信をもってご提供できます

グランピングスガモトでは、内幕(インサレーション)の素材・性能にもこだわりを持って、製品開発を行っております。今回の実験結果により、エアコンを設置していただき適切に使用していただければ、宿泊されるお客様に快適な環境で過ごしていただけるグランピングテントであることが証明できたかと思います。ぜひ、グランピングスガモトの「ドーマー」で素敵なグランピング体験のご提供をご検討ください!

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